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1年生 社会「班田収授法」で苦しむ農民の“魂の訴え!”の手紙を国司に書こう!
資料A〜Dの読み取りを個・ペア・グループで行いました。教師が知識を与えるのではなく、生徒が資料をどのように読み取るかのヒント(教科書・Google検索・ChatGPT)を与えながら、課題を解決していく様子がとても良かったです。1年生は、ChatGPTを使える生徒と使えない生徒がいるため(13歳以上が使用可能のため)、ペアやグループでChatGPTを活用していました。生成AIの回答の意味を探ったり、難しい回答が返ってきたときに、隣の生徒がGoogle検索で意味を調べるなど、逆に使用できる生徒に限りがあるため、複数の人と協力しながら情報を確かめたり比較したりする行為が生まれていました。1年生は、ChatGPTを使い始めて間もないので、効果的に活用する場面の判断がまだできません。適切な教師の支援が必要と感じます。野元教諭は、資料の読み取りの中で自分自身が予想した(仮説を立てた)内容を生成AIに読ませて、課題解決に向かっているのか聞いてみる使い方の例を示していました。このように、ChatGPTに正解を求める使い方ではなく、自分の考えに対して違った視点で意見を求める使い方が適していると感じました。今回のように、1年生のうちに使い方の目的を示して、用途に応じた使い方の幅を広げていくことで、2年3年と自ら選択して活用できる生徒が育っていくと感じました。
公開日:2024年09月30日 07:00:00
更新日:2024年09月30日 12:21:41